改修工事項目
改修工事項目
建物の大規模修繕工事では、大きく分けて下記のような工事を行います。それぞれの箇所ごとに、条件に合った工法を採用して工事を行います。
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鉄部塗装工事参考工程写真
鉄部塗装工事とは
建物内の「鉄」でできているものに対し、その耐久性向上のために行う工事です。実施の時期として、一般的には5年に1度実施することが望ましいとされています。また、2度目の実施は大規模修繕工事と合わせて実施するのが一般的ですので、大規模修繕工事の時期も考慮して実施すると良いでしょう。
鉄部塗装工事の仕様
塗装膜の性能は、錆び止め塗料は錆の発生を抑え、下地鋼材の耐用年数を延ばすことにあり、また中塗り、上塗り塗料は美観を維持しながら下層塗膜の劣化を防ぐ働きをします。このため、各種鋼材への塗装は防食と美観維持という異なる役割をもつ塗料での塗り重ねが必要です。
外壁塗装工事参考工程写真
外壁の塗装は建物の素材・既存塗料・部位、仕上がりテクスチャ(凹凸模様)・使用する塗料でさまざまな工法・材料がありますので適材適所の材料・仕様にて塗装を行なう事が大切になります。
ウレタン防水工事(密着工法)参考工程写真
密着工法は、下地面に直接ウレタン防水材を塗布する露出軽歩行用防水工法です。主剤と硬化剤を混合攪拌して防水層を形成する2液反応型カラーウレタン防水材を用いて施工を行います。
納まりの良さを生かした狭小部位や複雑な形状部位、既存下地がウレタン防水材等の場合の改修に適しています。防水層の補強の為に補強布(クロス)を入れる場合があります。
ウレタン防水工事(脱気工法)参考工程写真
塗膜防水工法には、ウレタンを原料にしたもの、FRPを素材にしたものなどがあります。現在は,工法、価格面も含め、ウレタン防水の需要が多く主体となっております。ウレタン防水(ウレタン塗膜防水工法)は、塗料状のウレタンゴムを屋上やベランダなどに刷毛、金ゴテ、ゴムべら、吹付機械などで塗って防水層を形成する工法となります。1液タイプもございますが、基本的に主剤と硬化剤の2つの成分を混合して施工します。施工すると2つの成分が化学的に反応して硬化し、シームレスな防水層になります。ウレタン防水工法にも種類があり、まずは通気緩衝(脱気)工法より説明させて頂きます。通気緩衝工法は通気性を有する緩衝シートを下地に貼り付け、その上にウレタン塗膜防水材を施工する露出歩行用防水工法です。通気緩衝シートは、下地に含まれる水分による防水層のフクレを防ぎ、下地の挙動を緩衝する働きをします。下地が押さえコンクリートなどで、水分が多く含まれていると予測される箇所に適しています。
タイル浮き補修工事とは(参考工程写真)
通常外壁タイルは、タイル張り付け用モルタルにより、コンクリート面に 貼られています。 そのモルタルとコンクリートの接着が弱まり、隙間が生じた状態を『浮き』と呼びます。 そのままにしておくとタイルの剥落につながるため、その隙間に接着剤を充填して固定を行います。
タイルの浮きは表面を見ただけでは、判別することが出来ません。事前に調査を 行い、 打診という方法(タイル表面を専用の器具で軽くたたき、その音の高低により浮きの存在を 確認する)により、補修箇所の特定を行います。その際調査漏れがないよう、入念に打診を行うこ とが重要となります。
爆裂補修工事とは(参考工程写真)
鉄筋が錆びてしまったことによって
壁が浮いてきた状態。
鉄筋が錆びると体積が2倍以上になると言います。
そうなるとそれが圧力となって内部からコンクリートを押し出します。
そうして起こる壁の欠損を爆裂と言います。
補修する場合には浮いたもろいコンクリートを除去し、
鉄筋部分にサビ止め(防錆プライマー)を塗って、
その後埋め戻し作業で穴を埋めます。
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